公式戦(日本女子プロ/日本女子オープン)複数回開催ゴルフ場

男子の2つの公式戦の創設から遅れること約40年、女子にも誕生した「日本女子プロゴルフ選手権大会(創設1968年)」と「日本女子オープンゴルフ選手権競技(創設1968年)」の2つの公式戦。

これまで多くのゴルフ場で開催されてきましたが、その中で上記の2つの公式戦をあわせて2回以上開催した経験があるゴルフ場を一覧にしてまとめました。

女子メジャー大会を2回以上開催したゴルフ場|2025年分まで


貞宝カントリークラブ、聖丘カントリー倶楽部(旧・PLカントリークラブ)、KOSHIGAYA GOLF CLUB(旧・越谷ゴルフ倶楽部、旧・TBS越ヶ谷ゴルフクラブ)の3コースは、トーナメント初期の時代に集中開催が行われていました。

名神八日市カントリー倶楽部は、旧・名神八日市カントリークラブです。

開催回数5回
貞宝カントリークラブ
愛知県5=5+0
聖丘カントリー倶楽部大阪府5=5+0
開催回数4回
烏山城カントリークラブ
栃木県4=1+3
開催回数3回
大利根カントリークラブ茨城県3=0+3
KOSHIGAYA GOLF CLUB
埼玉県3=0+3
名神八日市カントリー倶楽部
滋賀県3=1+2
開催回数2回
武蔵カントリークラブ埼玉県2=0+2
片山津ゴルフ倶楽部・白山コース石川県2=1+1
浜松シーサイドゴルフクラブ静岡県2=0+2
岐阜関カントリー倶楽部岐阜県2=1+1
蒲生ゴルフ倶楽部
滋賀県2=2+0
琵琶湖カントリー倶楽部滋賀県2=1+1
ABCゴルフ倶楽部
兵庫県2=2+0
チェリーヒルズゴルフクラブ兵庫県2=1+1
広島カンツリー倶楽部・八本松コース広島県2=0+2

*合計=日本女子プロ開催回数+日本女子オープン開催回数
*楽天GORAとじゃらんゴルフへのリンクが付いているゴルフ場は、記事編集時において、両方のサイトまたはどちらか一方のサイトで予約枠を確認したゴルフ場です。

男女比較すると・・・


「男子の2つの公式戦の開催回数が多いトップ5」と「女子の2つの公式戦の開催回数が多いトップ5」の顔ぶれは全く異なります。男子か女子のどちらかに比重を置いて開催するゴルフ場が多いようです。

そんな中で「烏山城カントリークラブ(栃木県)/男子2回女子3回」と「武蔵カントリークラブ(埼玉県)/男子3回女子2回」の2つのゴルフ場だけが、男子も女子も2回以上の開催経験のあるゴルフ場となっています。

*関連|メジャー(日本プロ/日本オープン)大会複数回開催コース|名門ゴルフ場プラス
*関連|都道府県別名門ゴルフ場をピックアップ|名門ゴルフ場プラス



日本女子プロゴルフ選手権大会 エピソード


「日本女子プロゴルフ選手権大会」は、日本女子ゴルフ界における最高峰の公式戦(メジャー大会)のひとつであり、歴史を紐解くと驚くような伝説や記録がたくさんあります。

1.レジェンド「樋口久子」の圧倒的すぎる記録

この大会を語る上で絶対に外せないのが、日本ゴルフ界の母とも呼ばれる樋口久子プロです。
前人未到の7連覇: 第1回大会(1968年)から1974年まで、なんと「7年連続優勝」という、ゴルフ界の常識を覆す記録を持っています。
通算9勝: 7連覇が止まった後も、1976年、1977年に優勝し、大会通算9勝という大記録を打ち立てました。今のレベルの高いツアー環境でこの数字を塗り替えるのは、事実上不可能に近いと言われています。

2.「女子プロの卵」28人から始まった

今の華やかな女子ゴルフツアーからは想像しにくいですが、ルーツを辿ると1961年に行われた「全日本ゴルフ場女子従業員競技会」にまで遡ります。その後、1967年に日本プロゴルフ協会内に女子部が発足し、プロテスト合格者わずか26名でスタートしました。第1回大会(1968年)は、まだプロ制度が産声を上げたばかりの非常に初々しい雰囲気の中で開催されたのです。

3.宮里藍選手が巻き起こした「藍ちゃんブーム」

2005年の第38回大会は、日本女子ゴルフ史における大きな転換点でした。当時20歳の宮里藍選手が初優勝を飾ったのですが、最終日のギャラリー数はなんと2万人を記録。これは当時の国内女子ツアー最多記録であり、ここから女子ゴルフ人気が爆発的に加熱したと言われています。


日本女子オープンゴルフ選手権競技 エピソード


「日本女子オープンゴルフ選手権競技」は、名実ともに国内女子ゴルフの最高峰であり「ゴルファー日本一」を決める特別なメジャー大会です。

1.唯一無二の「ドリームステージ」

この大会が他のツアー大会と大きく違うのは「アマチュアが予選を勝ち上がって本戦に出場するルートが非常に開かれている」ことです。「ドリームステージ」と呼ばれるアマチュア専用の予選会が全国で行われ、そこから地区予選、最終予選を勝ち抜いた選手だけが、プロたちと同じ舞台に立てます。まさに“シンデレラストーリー”が毎年生まれる可能性がある大会であり、ゴルフ好きにとっては夢のような仕組みなんです。

2.「メジャーの中のメジャー」という位置づけ

日本女子プロゴルフ選手権が「日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)」主催であるのに対し、この「日本女子オープン」は日本ゴルフ協会(JGA)が主催しています。JGAは日本のゴルフを統括する団体であり、ゴルフのルールや精神を重んじる最高峰の組織。そのため、この大会は「ツアーの一戦」というよりも、「ナショナル・オープン(国家的な選手権)」という非常に格式高い扱いを受けており、プロにとっても「勝てば一生のステータス」と言われる大会です。

3.あえて「難しいコース」で戦う

日本女子オープンは、持ち回り開催でありながら、毎年「これでもか」というほど難しい設定のコースで行われます。グリーンはカチカチに硬く、ラフは深く、ピンポジションも「これが入るの?」という絶妙な場所に切られます。テレビで見ていても「選手たちが全くスコアを伸ばせず苦しんでいる」様子がよく伝わってきますが、それこそが「日本一を決めるための試練」なのです。
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