メンバーシップコースとは/パブリックコースとは

経営方法で見ると、ゴルフ場は「メンバーシップコース」と「パブリックコース」の2通りに大きく分けられる。

メンバーシップコース


会員(メンバー)から集めた資金により、ゴルフ場の経営がなされるゴルフ場。資金集めは会員権の発行により行われる。会員権を購入したゴルファーは、安値でラウンドが出来るようになったり、ゴルフ場主催のメンバーのみの大会に出場が可能になったりなどの特典を得ることが出来る。

メンバーではないゴルファー(ビジター)がメンバーシップコースでプレーするには、「会員の同伴」か「会員の紹介」が必要となる。

しかし現在は多くのメンバーシップコースで、ビジターであっても電話やネットで手軽に予約およびラウンドが出来るようになっており、上記のような完全会員制を貫いているゴルフ場は名門と言われる一部のゴルフ場のみになっている。

歴史の古いゴルフ場や男女プロゴルフツアーの開催経験が豊富なゴルフ場に、完全会員制を貫いているところが多くみられる。

会員権に関する情報は「ゴルフ会員権情報 by ゴルフダイジェスト社」で見ることが出来る。
*こちらのページもオススメ ⇒ ゴルフ場会員権|GDO

また、競技指向でゴルフをされる方は、会員権(=ゴルフ場への入会)が大会出場に必要な要件になることが多いので、手にしておくことが望ましい。

パブリックコース


メンバー(会員)、ビジター(非会員)の区別なく誰でも同じ条件で平等にプレーすることができるゴルフ場。経営はプレー代でまかなわれ、公営であることが多い。もちろん民営のパブリックコースも存在する。

日本のゴルフ場の約9割はメンバーシップコースで、そのうち会員主導型が約1割、会社主導型が約9割となっている(ちなみに日本のゴルフ場総数は約2400)。

会員権を所有しているゴルファーの割合は全体の約2割ほどである。

また、会員権はいらないが競技には出場してみたいという方は、誰でも自由に参加できる日本パブリックゴルフ協会主催の大会への参加がオススメ。
広告