スルーザグリーンにみる日本芝と西洋芝の違い

暖かい地域と寒い地域で使われる芝の種類が変わる日本のゴルフ場。フェアウェイやラフで、使われる芝が日本芝か西洋芝かの違いで、ボールやプレーにどのような影響を与えるのかについてのまとめ。

日本芝 × 西洋芝 【スルーザグリーン編】



葉の特徴球の状態ダフリ
日本芝広くて硬い浮く寛容
西洋芝細くて柔らかい沈む厳格

(1)日本芝は葉が広くて硬いため、ボールが葉の上に浮いて止まる。そのため、多少ダフって打っても問題なくボールは飛んでいく。反面フェースの上にボールが当たりやすい傾向があるとも言える。日本の多くのゴルフ場のスルーザグリーンは日本芝である。また、ゴルフ練習場で使われているマットは、より球が浮いている。

(2)一方の西洋芝は葉が細くて柔らかいため、ボールがフェアウェイでさえ沈んでしまっていることがある。そのためダフリやすく、意図した距離を出させてくれない。西洋芝では少しダフる(カミ気味)より、少しトップ(薄い当たり)したほうが芝の絡みを避けられるため、いい結果を得られやすい。

*参考1|洋芝で失敗しない打ち方|GDO
*参考2|洋芝の打ち方を知っていますか?|Honda GOLF
*関連|ベントと高麗の違いを知ろう【グリーン編】|名門ゴルフ場プラス
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